July.8 No.2

July.8 No.1の続きです。まだの方はこちら。

そんなわけで、飛行機に乗って鹿児島へ向かった。

飛行機の窓から外の景色を見るのがとても好き。大雨で地面に少し水が溜まっているのをぼんやりと見つめていた。

飛び立ち始めてすぐに窓の外が真っ白になり、雲の中に突入したのがわかった。

何も見えない。

あー、私の今の気持ちと一緒だな~。このもやもやした気持ちはいつか晴れるのだろうか。

と思った瞬間に、窓の外がパッと明るくなった。なんだか、慰めてくれたかのようで嬉しくなった。大丈夫、と。

あんなに大雨だったのに、雲を抜けたらなんだか平穏な青空が広がっていた。大雨の上空は晴れ渡っていたのだ。

きっと今、いろいろと忙しなく余白がなくなり、心がざわついているけれど、きっと心も同じようにパッと明るく晴れる瞬間がある。と思うことができた。

最近、仕事が忙しく、おまけにうまくいかず、歯車がガタガタと噛み合っていなくて、毎日涙が出る。仕事がうまくいかないことに涙してるのではなく、自分の本当に歩みたい道と違う道を一生懸命頑張っていることに気付いてしまって、もう限界だ、現実を変えなきゃいけない、ってことに気がつく度に涙が溢れている。

うすうす気づいていた気持ち。無視していた気持ちが溢れてきた。

あ、私が求める未来はここにないな。と。

かと言って、目の前にある環境はまだ現在にいる。

飛行機が好きな理由は、きっと自分を置き換えているからだ。

雲の上から街を見ることで、現実の自分を俯瞰することができる。特に帰りの飛行機は黒い中にビルや建物の光がキラキラしていて、余計に感慨深い。

私が残業しているビルの中の光は、あんなにちっぽけなのか。と。

(単純に空を見るのも上空から景色を見るのも夜景を見るのも好きなので、いつまでも見られるんだけど^ ^)

かつて、ニュージーランドへ旅したときも、仕事が忙しい上に、会社の人間関係がうまくいかずに逃げ出したいほどしんどかった。あのときに見たニュージーランドの大自然は、私という存在がどれだけ小さく、私の悩みがどれだけちっぽけなのか、を教えてくれた。それは、もちろん良い意味で。そして、大きな大きな目には見えない包容力で私の存在を受け入れてくれたようで、なんだか浄化されたような気分だった。

ニュージーランドの旅は10日間ほどであったが、その後の人生を変えていくとても強いエネルギーをもらって帰った。

同じ時を過ごしていても、世界中で起きていることは様々である。

今がどれだけしんどくても、必ずパッと晴れるときはくるし、晴れているところに行くこともできる。

目の前のことしか見れていないと、一生大雨の中、不満ばかりを募らせて人生を嫌にすることもできる。大雨の中にそれなりの楽しみを見出すこともできる。それでも不満があるなら、晴れているところに行けばいい。ただそれだけのこと。

全てはその環境に対して、自分の心がどう感じているか。それだけは正直に耳を傾けよう。

そんなことを、1時間と少しの飛行機の窓から見える景色と自分を重ね合わせ、いろいろと感じたのでした。

この大雨の上空は晴れているかもしれない。晴れないなら、晴れているところに行ってもいい。とにかく自分の心に正直に。

では。

ラスト金曜日頑張りましょう♩おやすなさい★

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