今日はどんな1日だっただろうか。
毎日、楽しい1日だった、と屈託のない笑顔で答えられたら、なんて幸せなんだろう。
仕事の期限が重なり、手を差し伸べてくれる人になんとか仕事を渡し、微熱と頭痛と喉の痛みを抱えながら、仕事で全てを紛らわす。
朝起きて、仕事へ行く支度をして、高いビルのエアコンの効いた小さな箱の中へ向かう。
約12時間、電話を片手にパソコンと向き合う。
もっと大事なことと向き合わないといけないのに。もっと大切にしたいものがあるのに。もっと時間を割きたいことがあるのに。
今週も休日返上で仕事をする。
仕事をする間、私の心がどんどんすり減るような感覚が。
体は休みたいと、SOSを出しているのに、これでは病気で学んだ極意をひとつも行動に移せていない。
繰り返す現実の毎日に時々、本当に追いつけない。束の間の休日だけが時を刻んでいるよう。
今日は、どうしても無理だった。
パンを仕込む時間と体力がなく、グラノーラをつくるエネルギーもなく、朝ごはんがなかった。妥協してご飯でもよかったんだけど、なんとなく朝からご飯を食べる気がしない。
今日は少しだけ早く起きれた。
時間の余裕はなかったのだけど、どうしても疎かにできなかった。朝から、パンケーキを焼いた。
ナッツをたっぷり入れて。今までしたことない失敗をして手こずってしまったけど、少し、ほんの少し自分に栄養をあげれた気がした。
結局、昼休みに病院へ行き、薬を飲んで、21時30分まで仕事した。帰りのバスで涙が出てきた。
誰かに怒られたわけでもない、いじめられたわけでもない、悲しいことを言われたわけでもない。自分の意思で働いている。ただ、疲弊しているんだ。
パンケーキを作った朝は、遠い昔のようだった。
それでも、パンケーキを作った朝があるから。
今日は、少し。ほんの少しいい1日だったかな。
家に帰ってご飯を食べられたこと。お風呂に入れること。涼しい部屋で寝られること。おやすみなさい、と言える人がそばにいること。
幸せのかけらはキリがないほど身近にある。それなのに、うまくいかない時、小さなことや想像もしていなかったことが続くと、そればっかりに見えてしまう。
今日は寝る前に、心が落ち着く本を読んで、好きなお香を焚いて、眠りにつこう。
どんな時も無駄な時はないと、言い聞かせて。
明日はどんな1日にしようかな。
屈託のない笑顔で、楽しかったね!って言える日にすぐに出会えますように。
おやすみなさい。

